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CPU関連
Core 2 DuoとExtreme
PentiumDシリーズの後継として登場した「Core 2 Duo」。PentiumDと性能面で比較して今まで優位だったAthlon X2、FXですが、
これらAMDのCPUと比べてかなりのアドバンテージを持っています。
低電力性=発熱の面でもTDPが65Wとなっており、静音やコンパクトPCの分野でもシェアを拡大していくでしょう。
スペックは
Core 2 Duo E6300とE6400(デュアルコアL2 2MB、FSB 1066MHz TDP 65W 1.86GHz,2.13GHz)
Core 2 Duo E6600とE6700(デュアルコアL2 4MB、FSB 1066MHz TDP 65W 2.4GHz,2.66GHz)
Core 2 Extreme X6800(デュアルコアL2 4MB、FSB 1066MHz TDP 75W 2.93GHz)
となっています。
Core 2 DuoとCore 2 Extremeの違いは動作クロックとTDPのみでその他の機能的な違いはありません。
Socket形状は従来のPentium4,D,CeleronDシリーズと同様にLGA775ですが、物理的な変更が行われているので基本的に互換性はありません。
またPentiumDは今後ローエンド向けのCPUとなります。Core 2 Duoのモバイル向け「Tシリーズ」も登場しており、
「Core Duo」は短命に終わる可能性があります。
なおTシリーズはFrontSideBusが667MHzとなっており、5000番台と7000番台があります。(5000番台はキャッシュが2MBで7000番台は4MB。)
また下位モデルの「T5500」はIntel VT(Virtualization Technology)に未対応です。
TシリーズのSocket形状はCore Duoと同じ新Socket479です。
Core Duoシリーズ
従来のPentiumMプロセッサを進化させたモバイルCPU。
PentiumMと違い、デュアルコア化や内部設計の最適化により
更なる高速化に成功しました。消費電力や発熱は従来の
PentiumMと同等(TDPは若干多い)でモバイル向けのパソコン市場では
すでに普及してきています。
またデスクトップ市場にも登場してきていて、低電力、低発熱という利点を利用して
静音性に優れたPCとして販売されています。ちなみにCore Duo(Core Solo、CeleronM 4xxも)を搭載したデスクトップPC
の事を「MoDT」(Mobile on Desktop)と呼ぶそうです。
なおCore Duoファミリーは
Core Duo(デュアルコアL2 2MB、FSB 667MHz、省電力機能-EIST,DPC)
Core Solo(シングルコアL2 2MB、FSB 667MHz、省電力機能-EIST,DPC)
CeleronM(シングルコアL2 1MB、FSB 533MHz、省電力機能-なし)
となっています(2006/06現在)がCeleronMは従来のCeleronMが用いていたナンバーの「3xx」と異なり、四百番台「4xx」
を採用しています。
また、Socket形状は従来のPentiumMファミリーが用いていた「Socket 479」なのですが、
ハード的に互換性はなく、BIOSのアップでも対応できないのでマザーボードも同時に購入することになります。(ゲタがあるようですが。)
補足ですが、Core Duo T2300とT2300Eの違いはVT(Virtualization Technology・・CPUによるハードウェアサポートでOSなどの同時実行を可能にする技術。)
の有無だそうです。(T2300Eが廉価版。)
Core Duoの「T」が「L」のものは熱設計電力(TDP)が低いコア(15W)となっており、Core Soloの「T」が「U」のものも同様に低電圧Ver(超低電圧版=9W)です。
Cedar Mill-V CeleronD
プロセスルールを従来のPrescott-Vの90nmから65nmに変更し、2次キャッシュを256KBから512KBへ増やした
新型Celeron。コードネームは「Cedar Mill-V」。
2次キャッシュ倍増による性能アップと製造プロセスの変更によって
消費電力が従来のものより抑えられています。
2006年9月現在、
「CeleronD 360(3.46GHz)」「CeleronD 356(3.33GHz)」「CeleronD 352(3.2GHz)」
が登場しています。
(従来のものと混在しているのが現状です。例:CeleronD 355はL2-256KBでプロセスは90nmです。)
Socket AM2 Athlonシリーズ
DDR2-800に対応したAthlonシリーズ。
従来のAthlon(Socket 939)はDDRまでの対応でしたが、
今回モデルチェンジして対応となりました。
上はAthlon64 FX、下はSempronまですべて新ソケットに対応した
CPUが登場しています。
従来のSocket 939との互換性は物理的にありません。
ちなみに販売名称は旧Athlonシリーズと重なるものがあります。(例:Sempron 3000+やAthlon64 X2 3800+など)
Socket S1 Turion64 X2
従来のTurion64のシングルコアからデュアルコア化し、メモリもDDRからDDR2への対応となった新型Turion64です。
ライバルはCore Duoファミリーですが、Core Duoと違い64ビットCPUとしても動作します。(AMD64。従来のTurion64も対応しています。)
ソケット形状はSocket S1という新形状のもので従来のSocket754版Turion64との互換性がなくなっています。
ノートPCとしてTurion64 X2を採用したものが登場しています。
自作市場ですが、Socket S1対応のマザーボードは2006年7月現在においてはまだ登場していません。
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